7月30日のトランジション合宿のパエリアに使用する地産地消のお米を分けてもらう目的で、拝島町に住む宮岡さん家を訪問しました。以前からお会いしたかった方の一人です。農家さんから土地を借り、田んぼや畑で無農薬にこだわり農作業を営んでいます。ご自宅では興味深い話を伺いました。拝島には講中(コウチュウ)という仕組みがあります。講とは集落、講中の中の決まり(つまりルール)の中で生きていく。例えば田んぼを使う人は、川ざらいを一斉にする…とか。共同体、繋がりの中で生きている。 さて宮岡さんは、八王子の滝高月地区に田んぼや畑を借りています。化学肥料、農薬も使わない。宮岡さんの田んぼにはカワニナも生息。特にお米は秋川から取水している用水だから、米の味が最高に美味しくなる…のだとか。
秋川の右岸は、あきる野の集落、人々が生活している水、左岸は集落がない人家がない水が流れ込んできます。宮岡さんの田んぼは左岸の水から取水されます。だから最高に美味しいお米が収穫されます。無農薬にこだわるからみられる光景~虫に喰われレースのような葉っぱのキャベツ畑、手間がかかるゴマ畑、雨よけ栽培トマト…を見せていただくと益々ウキウキしてきました。多摩川の南側には、素敵な田園風景があることも知った午後のひと時でした。